基本のチャートパターン(9)「窓あけ急騰」後の「もみ合い」突破
「窓」とはチャート上で空間があく形のことです。「出来高急増を伴って大きな窓をあけて上昇」などは買い注文が殺到した結果であり、相当強い上昇力が発生していると考えられます。しかし予想に反して上昇エネルギーが続かず反落してしまうと、あいた窓を埋めるように急落する危険性がありますので、「窓あけ急騰」の動きになった場合はまずその後の値動きを観察します。急騰後には「もみ合い」の動きになることが多く、そのもみ合いを上抜ける動きになったら、それが買いサインとなります。
利益確定は、前回の上昇幅を直近の安値に加えたラインがメドになります。損切りは「もみ合い上放れの日の安値」をメドにします。このもみ合い上放れの日の安値を下回るようでは、上放れそのものが「だまし」(間違ったサイン)であった可能性が高いからです。