お金持ち投資-ファンダ編

企業の安全性をチェックしよう

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企業の中身を分析するには業績以外にもさまざまな視点がありますが、決算資料の数字を見て判断する際には、「収益性」と「安全性」の2つの観点があります。損益計算書にでている売上高や利益のチェックは「収益性」の観点からの分析になりますが、「安全性」を分析するためには貸借対照表をチェックし、負債が多すぎないか、お金のやりくりに苦労していないかなど、財務内容を把握することが必要となります。安全性が高いほど倒産しにくい会社であるといえます。

貸借対照表

貸借対照表の右側の部分は、会社がどのように必要資金を調達しているかを表しています。資本は「負債」と「自己資本」に分かれますが、負債というのは銀行からの借入れや社債など、将来返す必要のあるお金で、利息などの金利負担も発生し、「他人資本」ともいいます。

逆に自己資本は、将来返す必要のないお金で、株を発行して得たお金や、利益の残りを積み立てたお金を指し、この部分は会社のオーナーである株主の持ち分ともいえることから、「株主資本」ともいいます。株主資本の比率が高いということは、企業にとっては返す必要のないお金が多く、財政状態が安定していることになります。この比率を「株主資本(自己資本)比率」といいますが、一般的には50%を超えていれば財務体質が安定しているといわれます。

株主資本(自己資本)比率=株主資本÷総資産(負債+株主資本)×100

一方、貸借対照表の左側の部分は、右側で調達した資金をどのように活用しているかを表しており、すぐにお金に変えられる有価証券や現金などの「流動資産」と、工場や土地などの「固定資産」に分かれます。現金などの流動資産が負債に比べて少なすぎると、お金のやりくりに苦しんでいる状況がわかり、逆に現金があまりにも多すぎると、株主から集めたお金を有効活用していない、ということにもなります。

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