確定申告のススメ!

株の確定申告どうやるの?

投稿日:2017年1月20日 更新日:

株取引において確定申告に関係するものは「売却益(譲渡益)」と「配当金」の2つあります。

売却益については、証券口座の開設時に「特定口座・源泉徴収あり」を選んでいれば、株を売却する都度、証券会社が税金を自動で源泉徴収してくれます。一方、口座開設時に「特定口座・源泉徴収なし」を選んだ場合は、株を売却した際に売却益から税金は引かれませんが、確定申告によって税金を納めます。

しかし株取引によって年間を通じてトータルで損をした場合には確定申告の必要もなく、税金も徴収されません。ただし、このように株取引により損をしていた場合には、確定申告をすれば、翌年以降に損失分を繰り越すことができます。そして翌年以降(3年以内)に利益がでたときに、今年度の損と相殺して利益の額を少なくすることで、納める税金を減らすことができるのです。

特定口座を開設していれば、証券会社から年に一度「年間取引報告書」が送られてきますので、年間収支を自分で計算する必要はありませんが、一般口座の場合は、年間収支を自分で計算・記録しておき、確定申告する必要があります。

配当金については、受け取る際にあらかじめ一律約20%の税金が源泉徴収されていますが、確定申告によって還付金が期待できます。確定申告で配当所得を申告すると、配当控除といって、配当所得の約20%が税額から差し引かれて還付金が受け取れるケースがあるのです。ただし注意しなくてはいけないのが、収入などによって、申告した方が有利なケースと不利なケースがあることです。詳しくは、国税庁のホームページなどを参考にしてください。

今は家にいながらにして国税庁のホームページ上で申告書の自動作成、提出もできますし、カラープリンターで印刷すればそのまま申告書として提出も可能です。税額などを自動計算してくれますので、還付金が受け取れるかどうか、まず調べてみるのもよいでしょう。

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