確定申告書を作成したら、それを税務署に提出しますが、提出期限は原則として2月16日~3月15日となります。期間が過ぎたからといって申告書を受付けないということはなく、申告書自体は年中税務署で受付けています。しかし、確定申告によって所得税の納付が発生する場合には、3月15日までに申告書が受理されないと、延滞税や加算税等が発生しますので注意が必要です。なお、還付を受けるために申告書を提出する場合には、2月16日以前でも提出できます。
毎年3月15日が近づいてくると税務署は大変混雑し、申告書の提出だけでも長い列ができることがありますので、できれば時間に余裕を持って早めに申告した方がよいでしょう。
なお、もし間違った申告をした場合は、ただちに修正して提出し直す必要がありますので、すぐに税務署に連絡しましょう。確定申告の整理状況によって、これからどうすればよいのかを個別に税務署で教えてくれます。間違ったからといって、税務署に知らせることなく、通常の確定申告書の用紙で新たに申告することはやめましょう。確定申告の提出は1人1枚が基本ですので、間違ったからといって二重に提出するのはトラブルの元となります。申告書を作成し直す際には、前回申告した内容が必要となりますので、必ず確定申告書の写しやコピーを手元に保管しておきましょう。